つるつるツーリング
〜さぬきUDON遍路 26〜
麺工房 六車
創業昭和元年。
現在のご主人も三代目にあたるという老舗店。
ちょうど昼時に訪れたため、店内はほぼ満席状態。
他県からの遍路人らしきグループもちらほら見かけて
その人気の程が覗えたお店である。

というか、関西などから最短の「淡路島」経由で香川に来る場合は、
当然、東讃から入ることになるわけで
本場である高松やそれ以西の地域へ行くルートの
讃岐へ入って最初のお店として、選ぶ人が多いのかも知れない。
まぁ、それだけ有名な店であるとも言える(^^)

それ故にか
観光客向けな要素もふんだんにある店で
「お土産屋」も併設しているし

東讃にある店にもかかわらず
琴平金丸座の「こんぴら歌舞伎」の
「歌舞伎絵」までもたくさん展示してある
古民家風な店舗。
そんな観光客も多く見守るなか
恥ずかしげもなく堂々とお店の写真を撮らせてもらう。。この大胆さ(爆)
そん序そこらの駆け出しには
とても出来ない芸当(あつかましさ)だろうと思う(爆)

三代目は、大学出の脱サラらしく
伝統慣習に囚われず
いろいろ変わったメニューにも挑戦中のよう(^^)

何気に「ざるラーメン」などもあり、
この人ホントはラーメン屋がやりたかったのでは?
などと思って、勝手にニヤリ(笑)
しかし、やっぱり「いちばん人気」のメニューは
ご先祖さまから受け継いだ
元々は「まかない」だったというオリジナルメニュー?
「釜ぬき」

ゆで上がった麺を茹で汁ごとそのまま丼移し、
卵黄を落として、かつお節・あさつきを散らして、醤油を適当に回しかけて、
ハイ!できあがり♪
「仕立て上げられた釜玉」と、どこが違うねん!という、ツッコミはなしね(爆)

ここの麺も、小麦粉はオーストラリアのASWと、さぬきの夢2000のブレンド。
やはり、吉本食品・大浜と同じく加水率の高そうな
のど越し重視のソフトな食感のUDON。
いわゆるUDON通?が喜ぶ「エッジ」などとは、無縁なUDONだけど(爆)
美味いものは美味い!(^^)

そして、3軒続けて同じタイプのUDONを食えば。。
やはり「地域性」というものを感じざるを得ない。
その地域の住民に好まれる味でなければ
当然ながら、その地で商売することは不可能。
これが、この地域ならではの「讃岐うどん」であり、その食文化の一端なのだと思う。

では何故に、そういう食文化、うどんの嗜好性があるのか?と問われれば
それは、徳島に近い地域だけに
それだけより大阪経済圏というか関西文化圏の影響を強く受ける土地柄
だからだろう、という想像しかできない。

面白いのは、より東つまりお隣の徳島県鳴門市になれば
「鳴ちゅる」と呼ばれる「鳴門うどん」の店が多数存在し、
その特徴が、しっかり「手打ち」ながら、
まったくコシのない「お出汁」重視の柔かい「おうどん」であるという。。
まさに、讃岐うどんと大阪うどんの中間的なUDONであるということ。
ワタシの説も、まんざら的外れではない。。気もするね(^^)


湊 川
その六車の近く
東かがわ市街地に流れ込む河川のひとつ
湊川の河川敷で
ランちゃんの休憩ドッグラン(^^)
オープンカフェ さくらさくら



東かがわ市から、さぬき市へ移動。
UDON遍路の途中休憩にと立ち寄ったのが
田園地帯の中にあるガーデンカフェ♪

広いガーデンと、テラス席があって
ランちゃんと一緒にご休憩♪
大山製粉製麺所
こちらも、創業昭和20年の老舗製麺所。
「東の横綱」などというキャッチコピーも、どこぞのサイトで見かけたが。。
果たして?

阪神ファンなんだろう(^^)暖簾もあって
ごく普通にざっくばらんな店内。


お品書きは、製麺所らしく実にシンプル。
ほんとは「釜揚げ」がいいんだろうけど、
最後の店で、お腹も大きかったし、暑くもあったので、断念。




かけ(小)に、お揚げを乗せて♪

時間も時間だったし、茹で置きだったのは仕方ない。
だいたい想像通りのUDON。
コシはほとんど感じられないが、優しい食感ののど越しのよい麺。
おつゆは、あっさりといいお味で、これは満足(^^)

しかし「東の横綱」というのは。。どうでしょう?(^^;)
店内の雰囲気からも、そういうオーラは感じられなかった。
ごく普通の、よくある地域の製麺所さん、でいいんじゃないのかな?(^^)


<本日のUDON評価>

吉本食品(B)・大浜(B)→六車(C)・大山製粉(C)

正直、この地域のUDONは
ワタシ自身の好みからは、コシの強さ、キレに欠ける
やや物足らないUDON。
また、優しいUDONなら、えひめの地にも無いことはないという。。
故に讃岐に来れば讃岐UDONらしさを、暗に求めてしまう嗜好性を考えれば、
この場合のB→C評価というのは仕方のないところだろう。

といって、全体に不満だった訳ではない。
東讃地域のUDONのそれらしい特徴を感じられたのは、いちばん嬉しい収穫だったし、
特に吉本食品・大浜には、「お接待」の精神も十分に感じられて♪
『さぬきUDON遍路』ならではの、後味の良い旅でありました(^^)